Search
Professionals
25-11-06
知識財産処が商標審査実務を改善
最近、知識財産処は産業現場の声を反映し、商標審査手続に対する制度改善を進めている。 現在まで議論されている主要改善案は以下のとおりであり、近く実務に適用される予定だ。
1.異議決定予定時期の事前通知制度の導入
これまで異議申立がなされた出願に対しては、異議決定予定時期に関する事前通知がなく、審査終了時点の予測が困難だった問題があったが、今後はすべての異議申立事件に対し審査終結予想時期を出願人に通知するシステムが導入される予定だ。
2.類似商品判断基準の柔軟性向上
これまでは商品類と類似群コードの基準の変更は年1回のみで、変更されたコードはその年の1月1日以後の出願に対し適用され、出願と審査時点間の取引実情の変化(差)を反映させることが難しかったが、今後は類似群コードの変更が年2~4回に拡大され、変更された類似群コードの適用を審査時点を基準とすることで取引実情を反映させ、類似商品判断基準の柔軟性を高めていく予定だ。
上記改善案は今年下半期中に順次実務に反映される予定だ。今回の制度改善を通し、韓国商標制度がより予測可能かつ産業現場の取引実情に柔軟に対応できるようになるものと期待されている。