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26-01-21
Lee International(以下「当所」)は最近、複雑で難易度の高いCAR-T細胞関連プラットフォーム技術発明の進歩性を否定した特許審判院の審決を不服として特許法院に提起した審決取消訴訟で勝訴し、特許法院に当該発明の進歩性を認めさせる成果をあげた(特許法院2025年8月21日宣告 2024ホ13787判決)。 その後知識財産処(旧特許庁)が大法院に提起した上告審においても、大法院は2026年1月8日付で上告を棄却することで、特許法院の判断を最終的に支持した。
本発明は、CD28とOX40又は4-1BBなど、互いに異なる共刺激性ドメインをそれぞれ異なるCARに分割配置する独創的な構造を有する。これとは異なり、先行発明は単一CAR内での共刺激性ドメインの組み合わせのみを扱っているにすぎなかった。当所は、二つのCARに互いに異なる共刺激ドメインを分割配置する本発明の構造が有する技術的意義と、この構造が細胞毒性及びサイトカイン分泌を増加させるなどの予想できない顕著な効果を創出することについて、具体的な実験データと論理的分析に基づいて説得力のある主張を提示した。
特に、本発明は複数の先行発明に散らばった記載を単に組み合わせたものであるに過ぎないとした特許審判院の判断に対して、当所は、先行技術を組み合わせる具体的な技術的動機の欠如を強調し、このような組み合わせでは本発明の独創的な分割配置構造とこれによる効果を導き出すことができないことを論理的に説明した。その結果、抗原認識部位のようなCARを構成する残りの構成要素を具体的に限定することなく、デュアルCARに共刺激性ドメインが並列的に分割配置された構造に特徴を有するCAR-T細胞プラットフォーム技術の特許性が認められた。また、大法院が上告を棄却することにより、当所の勝訴は最終的に確定した。
韓国実務上、特許法院で特許審判院の審決を覆すことは容易ではないが、本事件において当所はCAR-T技術の本質に対する正確な理解と、関連論文及び技術的背景に対する深い分析に基づいて法的・技術的説得力を極大化した結果、勝訴判決を得ることができた。
大法院の最終決定により、本事案は複雑な生命科学特許分野における当所の専門性と戦略的対応能力を改めて立証する代表的な事例となった。